企画展アーカイブ
研究室紹介アーカイブ
第10回企画展 見えざるウイルスの世界
2016年4月21日〜2016年10月30日
今回の企画展では「ウイルス」を取り上げます。インフルエンザ、デング熱、ジカウイルス感染症など、ウイルス性疾患は日々紹介されています。
「ウイルス」は「毒液」を意味する”virus”に由来しているようです。ただ、近年はウイルスを用いたがん治療も研究が進んでおり、ウイルスは単に疾患を引き起こす存在ではないことも知ることができます。
今回の企画展では、ウイルスの持ついろいろな側面を知っていただければ幸いです。
第10回企画展のパネルと展示物を集約した図録を、データ(PDFファイル)でご覧いただけます。
【注意事項】
こちらのデータ(PDFファイル)は、閲覧用として公開しているものです。プリントアウトなど、複製物を作成することはご遠慮ください。
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こちらより無料でダウンロードができます。
なお、健康と医学の博物館では、受付にて製本版の図録を配布しております。
希望される方は、ご来館いただいた際にスタッフまでお申し付け下さい。
アンケートにご記入いただいた後、希望の企画展のものを1冊ずつ差し上げます。
製本版の郵送は承ることが出来ません。あらかじめご了承ください。
製本版は数に限りがございます。在庫切れになってしまった場合はご容赦ください。
Luke Jerram(ルーク・ジェラム)製作のガラス模型の展示
ルーク・ジェラムは彫刻、インスタレーション、パフォーマンスの制作など多分野で活動しているアーティストです。
イギリスに在住し、国際的に活動しているジェラムは、化学現象を描いたアートワークを多く制作しています。主な作品に「Tide」「Sky Orchestra」「Aeolus」「Play Me, I’m Yours」などがあります。
彼の作品は、ニューヨーク近代美術館(米国)、東京の森美術館(日本)、ベクスヒルのデ・ラ・ワー・パビリオン、ロンドンのICA、リバプールのFACT(イギリス)などの主要な国際的美術館で展示されているだけでなく、「ネイチャー」「サイエンス」「ランセット」などの科学雑誌にも取り上げられています。
実際のウイルスには色がありません。それに気づいたルークは、より本物に近づけて作るためにガラスで製作を始め、「近づくのが恐ろしいほどだ」と人々に言われるまでのクオリティーを実現しました。
インフルエンザ ウイルス
製作:Luke Jerram
HPVウイルス
製作:Luke Jerram
天然痘ウイルス
製作:Luke Jerram
- 【映像】ウイルスの基礎知識
- ウイルスクイズ
- ウイルスの語源
- コンピューター・ウイルスの語源
- 魚・植物・動物のウイルス
- ウイルス関連ポータルサイト
- 世界におけるウイルス出現マップ
- 【展示】ガラス模型
- インフルエンザ
- 【展示】絵本
『フルくん』と『ノウちゃん』 - 胃腸炎を起こすウイルス
- がんを引き起こすウイルス
- 発疹性ウイルス感染症
- 節足動物が媒介するウイルス感染症
- 顧みられない熱帯病(NTD)
- インフルくん
- 天然痘の撲滅
- タバコモザイクウイルス
- 突如流行して終息したSARS
- デングウイルス感染症の流行
- 西アフリカで大流行したエボラ出血熱
- 南米で流行が続くジカウイルス感染症
- 予防接種やワクチンについて
- 海外渡航の際の予防接種
- 感染症に関する法律
- 【展示】疱瘡絵など
- 【展示】ビーズで作ったウイルス
- 【展示】折り紙で作ったウイルス多面体
- インフルエンザの簡便な検査
- 【展示】迅速抗原検出キット
出展:内藤記念くすり博物館
製作:北村恵子
- がんのウイルス療法
- 【映像】がんのウイルス療法
- 麻疹ウイルスを改変する新治療
- エボラワクチンの開発
- 【映像】エボラ出血熱の最前線
- 光るインフルエンザウイルスの開発
- MERS致死率と死亡リスク要因
- ナノスケールの治療
- C型肝炎は内服薬で治る時代に
- 可視化する顕微鏡
こちらで公開している情報、および図録データ(PDF)に掲載している情報は、各企画展の開催時のものです。