東京大学医学部・医学部附属病院 健康と医学の博物館

館長あいさつ

大江和彦 博物館長

健康と医学の博物館は、医学部・医学部附属病院が創立150周年を迎えた2008年に「社会に開かれた医学・医療の展開」記念事業のひとつとして、多くの方々からご賛同とご寄付をいただき、2011年1月20日にオープンしました。最初のオープン時には医学部総合中央館(医学図書館)地下1階でしたが、2019年4月に現在の場所でリニューアルオープンしています。

現代の医学・医療では日々新しい発見や技術開発がなされ、その恩恵を受けられる患者さんも増えています。また、遺伝子解析や病気のメカニズム解明も着実に進み、病気になる前に予防したり重症化を防いだりする健康管理も盛んになってきました。しかし、一方でこうして複雑化する医学・医療は私たちには難しく分かりづらくなってきました。また、遺伝子操作など生命の尊厳の根幹に関わる倫理的な難しい課題も出てきました。これからは、自分の受ける医療を正しく理解し、医療者とともに検査方法や治療方針を適切に判断できるようになることが大切です。そして、そのためには患者さん自身も人体の仕組みや進歩する医学・医療を深く知る必要があるでしょう。

この博物館は、社会と医学・医療に携わる者とのコミュニケーションの触媒の一つになることを目指しています。そのため、(1)身体構造と役割について理解を深める、(2)最新の健康・医学情報を正しく知る、(3)今に至る医学・医療開発の歴史を知る、(4)最新の医療トピックスをできるだけ体験する、などに貢献したいと考えています。当館の展示は、常設展、企画展と特別展に分かれており、常設展では東京大学医学部と医学部附属病院が歩んできた歴史、企画展と特別展では現在の医学・医療に関する情報提供とトピック形式の展示を行います。

本博物館は、東京大学医学部・医学部附属病院から社会への新しい情報発信拠点のひとつです。この活動は、ここからの情報を受け取った皆さんが、よりよい社会の構築を目指す時に意味を成すと言えるでしょう。創立200年目の時に当館の活動が評価されるよう、関係者一同で取り組んでいきます。

皆様からのご寄付だけで運営されているこの「健康と医学の博物館」の活動をご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

2019年4月18日
健康と医学の博物館 館長
大江 和彦

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ご利用案内

開館時間:
10:00〜17:00
最終入場:
16:30
休館日:
毎週水曜日 ※水曜を含め祝日は開館
年末年始(12月29日〜1月3日)
入場料:
無料
お問い合わせ先:
「健康と医学の博物館」事務室
TEL:03-5841-0813(開館時間内)
Eメール:mhm@m.u-tokyo.ac.jp

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アクセス

〒113-0033
東京都文京区本郷7-3-1 東大病院・南研究棟1F

アクセスマップ

●地下鉄 大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩8分
●地下鉄 丸の内線 本郷三丁目駅 徒歩10分
●地下鉄 千代田線 湯島駅 徒歩12分
●地下鉄 千代田線 根津駅 徒歩12分
●地下鉄 南北線 東大前駅 徒歩12分

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取材について

取材を希望される場合は、以下の注意事項を必ずお読みになり、メールにて、企画内容が分かるものや取材内容をご連絡ください。電話等でのお申し込みはお受けしておりません。

連絡先メール:mhm@m.u-tokyo.ac.jp

後ほど担当者よりご連絡いたします。なお、返答までに数日お待ちいただく場合もありますので、あらかじめご了承ください。
ご記入いただいた情報は、お申し込みに対する対応可否の検討およびその回答のためにのみ利用いたします。

【お申し込み時の注意事項】

以下については、原則として取材をお断りいたします。

  1. 一般的もしくは当博物館に関係しない医学・医療の知識についての取材・問い合わせ
  2. 急な依頼等、博物館内で調整が困難な取材・問い合わせ
  3. 映画、ドラマ等のロケ地としての提供

なお、これらに該当しない取材であっても、当博物館で対応することがふさわしくないと判断したものについてはお断りいたしますので、あらかじめご了承ください。

【取材当日および取材後の注意事項】

当博物館にて取材を行う場合は、係員の指示に従い、下記の点をお守りください。
お守りいただけない場合は、取材を中止していただきます。

  1. 本人発言部分等については公表する前に承諾を得ること。
  2. 来館者をはじめ、当館スタッフのプライバシーを侵害したり、心理的影響を及ぼしたりするような撮影・取材は行わないこと。
  3. 撮影・取材を理由に博物館の見学環境を損なわないこと。
  4. 後日、出版物等を一部提供すること。(高価な出版物は、抜刷りでも可)

東京大学医学部・医学部附属病院
健康と医学の博物館

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東京大学医学部・医学部附属病院「健康と医学の博物館」
ご寄附のお願い

東京大学医学部・医学部附属病院は、安政5年 (1858年) の神田お玉ケ池種痘所の設立に起源を発し、平成20年に創立150周年を迎えました。創立150周年を迎えるにあたり、私共は記念事業のテーマとして「社会に開かれた医学・医療の展開」を掲げました。「健康と医学の博物館」の創設は、その一つの柱としていた企画であり、約2年にわたる準備を経て、平成23年 (2011年) 1月20日に開館しました。

健康と医学の博物館では、近代から現代にわたるわが国の医学の発展における医学部・医学部附属病院の貢献を紹介すると共に、一般の方々に医学・医療の最新の進歩をよりよく理解していただくための企画展を開催しています。

健康と医学の博物館では、このような内容の活動を行っているところですが、その趣旨をお汲み取りいただき、皆様の寄附によるご支援を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

健康と医学の博物館 館長

募集要項

  1. 寄附の名称
  2. 東京大学健康と医学の博物館 整備運営寄附。

  3. 寄附を必要とする理由
  4. 健康と医学の博物館では、年2~3回の企画展を開催し、広く社会に医学・医療を紹介するとともに、各種のイベントやシンポジウムを開催していくことを考えております。これらの活動の支援や、博物館の整備と運営費にも充当させていただきます。

  5. 寄附金の使途
  6. 物館の整備、展示制作費、各種市民向けイベント運営費、運営維持費。

  7. 税法上の優遇措置
  8. 〈個人の場合〉
    寄附金額 (所得の40%を限度とする) から2,000円を引いた額が所得税の課税所得から控除されます。又、住民税について東京大学は、現在のところ、東京都、千葉県、神奈川県から寄附金控除適用機関の指定を受けていますので、該当する方は、住民税の控除も受けられます (市区町村でも指定されている場合がありますので、各自治体にお問い合わせをお願いします) 。
    なお、優遇を受けるためには確定申告が必要です。その際に、東京大学が発行した領収書が必要になります。

    〈法人の場合〉
    寄附金額の全額を損金算入することができます。
    ※税金の詳細についてはお近くの税務署、税務相談室にご相談ください。

  9. ご寄附お申し込み方法
  10. 受付でお渡しする寄附申込書に、必要事項をご記入の上、事務室まで郵送でお送りください。事務室で受領手続後、振込依頼書を送付いたします。

  11. ご寄附金お振込み先
  12. 事務室から送付いたします、振込依頼書に記載のある口座にお振り込みください。

  13. ご寄附の金額
  14. 金額は任意とさせていただいておりますが、1口1,000円からとさせていただきます。ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ご寄附お申し込み・お問合せ

「健康と医学の博物館」事務室

住所:
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 東大病院南研究棟1F
電話:
03-5841-0813
Eメール:
mhm@m.u-tokyo.ac.jp
ホームページ:
http://mhm.m.u-tokyo.ac.jp/

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リンク

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