企画展アーカイブ
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第2回企画展 血管のひみつ
2011年9月15日〜2012年2月19日
近で日本人の死因統計でも上位に位置する心筋梗塞や脳梗塞。これらの病気を怖れるのは当然ですが、病気が起きている「血管」について知らないことばかりではないでしょうか。今回の企画では、血管と心臓にフォーカスを当て、その血液循環系としての構造、血圧制御に関わる機能、関連する疾患の病態と診断・治療、最新の研究を紹介します。血管に関する認識の移り変わりから最新の知見、古文書から3D映像、聞いたことはあるけれど目にしたことはない実際の医療機器まで、多種多様な展示で構成しました。
第2回企画展のパネルと展示物を集約した図録を、データ(PDFファイル)でご覧いただけます。
【注意事項】
こちらのデータ(PDFファイル)は、閲覧用として公開しているものです。プリントアウトなど、複製物を作成することはご遠慮ください。
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こちらより無料でダウンロードができます。
なお、健康と医学の博物館では、受付にて製本版の図録を配布しております。
希望される方は、ご来館いただいた際にスタッフまでお申し付け下さい。
アンケートにご記入いただいた後、希望の企画展のものを1冊ずつ差し上げます。
製本版の郵送は承ることが出来ません。あらかじめご了承ください。
製本版は数に限りがございます。在庫切れになってしまった場合はご容赦ください。
血管に関しては、古の時代よりさまざまな見地から研究されてきました。その歴史観を紹介すると共に、3Dの映像で最新の研究を紹介しております。
- 心臓のはたらきと血流(3D)
- 血液循環説までの医学の歴史
- 和古書解剖図グラフィック
血管について、知っているようで知らないことも多いかと思います。血管に関する基本的な情報、血管の切片を顕微鏡で覗いてみて、血管が硬化している様子を模型で体感できるようになっております。
- 血管のしくみと役割
- 血管の病変
- 血管模型(正常〜大動脈瘤〜動脈硬化)
- 血管クイズ
現在の血管に関する代表的な疾患を、取り上げております。また、その治療については、最新の医療器具なども展示しております。
- 血管の病気
- 心筋梗塞
- 塞栓術
- 大動脈瘤
- 網膜症
- 高血圧
最新の血管に関する取組みとして、東大の内外において進むさまざまな取り組み研究を紹介しております。
- 脂肪組織・血管の慢性炎症
- 生体イメージングによる炎症や肥満の研究
- 血管平滑筋の収縮
- 血管新生
- 超微細手術
- 人工心臓・人工弁
こちらで公開している情報、および図録データ(PDF)に掲載している情報は、各企画展の開催時のものです。